気圧の変動、寒暖差などで、春は体調が悪くなりやすい私です。
先ほど、Twitterを眺めていたら、自律神経の病気
がトレンド入りしていました。
親しくしている方の親族で、自律神経の病気(状態)だった方が亡くなられたというのを聞いて、いつか記事にしたいなと思っていたので、この機会に書きます。
自律神経の病気は病気じゃない?
自律神経失調の症状は多いです。ですが、一般的に病院では数値として、どこが悪いと出ないことも多いです。
そして、死ぬ病気ではない、むしろ、心の病気だと思っている方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
なので、
- 仮病
- 詐病
- 大したことないのに
- 心の病気
- 気合が足りない
と、病院で証明が出来ないことは、病気じゃないと考える人もいます。
そういう誤解や偏見に苦しんでいる人も多い症状、病気です。
また、病院で、心が弱いから、神経質だから、ストレスからと、お医者さんに言われることで、本人までそう思い込んでいる人も結構います。
心の病気?心の持ちよう?
本当にそうなのでしょうか。
ある方の実話
その方は、50代女性。数年前に、体調を崩して、いわゆる自律神経失調状態になりました。
多少悪い部分はあるけど、特筆するような病名はなし。
なんだか、よくわからないけど、具合が悪くて、日常生活が送ることが出来ないという状況だったそうです。
旅行に行く時さえも、
「お母さんは、すぐ具合悪くなるからつまらない」「迷惑」
と、お子さんからも言われてしまうありさまだったとか・・・
でも、そのわずか数年後に、お母さんは亡くなってしまったのです。
亡くなるなんて思ってもいなかったから、子供たちは、お母さんに「しっかりして欲しい」と思ってそう言っていたに違いありません。
亡くなった直接の原因は、腎臓の機能がうまく働かなくなってしまったそうです。
最初に、具合悪くなった時に病院に行った時は腎臓病ではありませんでしたし、腎臓病に途中からなってしまった訳ではないようです。
全体的に機能低下して、最終的に腎臓の臓器に異常をきたしたといった状態だったそうです。
その方の一例ですが、自律神経失調状態で、最終的には、5.6年で、10年も経たないうちに亡くなってしまいました。
(一般的には亡くなる病気ではないし、そういう認識は皆無であると思います)
具合が悪くなった当初に、「ガン」だとか、死に至るような病名が出ていたら、家族の対応も違ったものだったと思います。
病名の誤解
基本的に、どの病気も、病は気からの部分はありますし、今の現代医学では、胃腸科、耳鼻科と分かれていますが、人間は心と体は、そう簡単に切り離せるものではありません。
ですが、自律神経失調状態になると、どうしても、社会や周囲からの誤解さらには、当の本人までもが、心が弱いから病気になっていると思い込んでしまう部分があります。
注※自律神経失調状態に陥る病名が付いている病気もかなりあります。
自律神経失調状態の私が思う事
どうして、以上のような内容のエピソードを知っているかと言うと、この方の親族の方が、私に、いつも亡くなられた方を例にして励ましてくれていたのです。
「うちの○○は、○○ができるようになった」
(だから、あなたもそのうち出来るようになるわよ)
と言った調子にです。
亡くなられた方は、お子さんが、成人になる前に亡くなってしまったのですが、無念だっただろうなと思います。
自覚症状として、強い症状があるので、日常生活がままならなかった訳ですから、自分では「いつ死んでもおかしくない」という多少の覚悟はあったのかもしれませんが、5年生存率って言葉もありますが、5.6年、そのくらいの年月で亡くなるとは、家族も含めて、誰も思っていなかったでしょう。
私もそう思っていました。
最後に
スポーツ選手の方の引退から、自律神経の病気がTwitterのトレンド入りしたようです。自律神経の病気は、一般的には亡くなると認識されている病ではありません。
直接は死に至らない病気かもしれませんが、病気になって5.6年で合併症状を起こし、亡くなってしまった方がいるのも事実。
こういう事実があまり、知られていないこと
また、誤解や偏見に苦しんでいる方も大勢いらっしゃると思って記事にしました。
ガンや重病でなくても、具合が悪い人に偏見の目を向けるような社会であってはならないと思うのです。
春は、暖かくなる、桜やお花などが奇麗で、良いと思う反面、寒暖差、気圧の高低も激しい花粉症問題などで、外的要因で、体調不良に陥りやすいので、注意しましょう。
★自律神経が弱い方は低気圧にも弱い方は多いです。
↓こちらの記事も読まれています
関連口コミレビュー|低気圧対策!天気痛・耳栓使ってみた効果を徹底解説
「知って欲しいこと」系の関連記事です!