先日、国会中継を見ていたら、
ジャパンライフ
の事が話題になっていました。
食い入るように見てしまいました。
ジャパンライフにはお年寄りがよく
引っかかっていたという話ですが、
私の周りには、
年齢的には、若いのにジャパンライフの熱心な使用者がいました。
その人に、熱く勧められた経験があります。
この記事のテーマ
- ジャパンライフ被害
- 信じるものは救われる?
- 熱心な勧誘から逃れるには
ジャパンライフ問題とは
衆院予算委:線香・スパコン・ジャパンライフ、野党追及 https://t.co/m8PcyeV6co
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年1月30日
磁気治療器の預託商法を展開し、2千億円超の負債を抱えて倒産したジャパンライフ
ジャパンライフは問題のある販売方法であったため、消費者庁が異例の4回の業務停止命令を
出していたのに、消費者庁職員が天下りしていたことが発覚しました。
野党が厳しい批判をしていたところを国会中継でちょうど見ました。
ジャパンライフとの出会い
その方とジャパンライフとの出会いは、
マッサージ施術店だったらしいです。
マッサージを受けるという事は、
体が弱っているメンテが必要な方ということで
ターゲットが絞り込めますよね。
私にも勧めてきた、ジャパンライフの熱心な信者(信じていたので信者と表現します)をAさんとします。
その方の友人をBさんとします。
AさんとBさんは、一緒にマッサージ店に通っていました。
マッサージ施術店の施術師に、
AさんBさん共に、
【ジャパンライフの商品がいかに健康に役立つか】
の説明をこんこんと受けました。
Aさんは金銭的に余裕がありました。
また、マッサージ施術店に頻繁に通っているだけあって
体はボロボロの状態でした。
一方、Bさんは金銭的に余裕がありません。
それなりに結果を出している、日頃お世話になっている信頼関係があるマッサージ店の施術師さんだったということです。
結局、Aさんだけが、
ジャパンライフのベルトを購入しました。
このジャパンライフのベルト、なんと!新車1台買えてしまうくらいの値段です。
さらに、ジャパンライフを勧めてきた施術師さんは、
ことあるごとに、ジャパンライフの商品を購入しなかったBさんの事を、
施術師「Bさんはバカですよねー!」
とAさんに言ってきたらしいです。
いやいやいやいや・・・
って話ですよね。数年後、ここまで、話が大きくなって問題になる前でしたので、
Aさんは私に「購入しなかったBさんはバカだ」の話を説得材料として出してきました。
私は、もちろん当時から、
いやいやいや・・・
と思っていましたよ。
騙されたポイントAさんは、信頼関係があり、体のメンテでお世話になっている方の勧誘で信じ込んでしまいました。ねずみ講やマルチの手口にも似ている所があります
しつこいジャパンライフ商品の勧誘
Aさんはその後、私に熱心にジャパンライフの商品を勧めてきました。
Aさんはジャパンライフの信者になってしまったのです。
工場見学に付いてきて欲しいのだけど・・・
嫌です
お願いm(__)m見て見たいの!
嫌です
じゃあ、付いていてきてくれたら1万円あげるから!
嫌です
Aさんは紹介するとインセンティブが入るという理由で私に勧誘していた訳ではありません。
良かれと思って勧めていたのです。
「1万円あげる」と言われても付いて行かなかった自分の判断は正しかったと今だに思っています。
騙されないポイント【ミイラ取りがミイラになる】という話もあります。少しでも怪しいなと感じる所には行かないほうが良いです。
さらに、その当時、私は留学でもしたいなと淡い想いを抱いていたのですが、
留学先にもジャパンライフのマットレスを持っていけばいい
嫌です
人生が好転するから
嫌です
ガンとかも治った人いるし、本当すごいんだよ!
嫌です
買え買え攻撃は本当に凄かったですね。
勧誘してくる人は熱烈な信者
何かを勧誘してくる人は熱烈な信者なんですよね。
逆に「その人を救いたい」と思ってもどっぷり漬かってしまっている人を
救い出すのには、家族が命がけで行っても無理な場合があります。
- マインドコントロール
- 洗脳
って本当に怖いと思います。
そういう人からは、逃げろというのは簡単ですが、近い存在の人だった場合
逃げることもできないで苦悩の中にいる人もいるのではないでしょうか。
その人を否定しないようにして、自分には必要ない、
自分はNO!だという事を示す態度が必要です。
結論
ジャパンライフのニュースが上がって、Yahoo!のコメント欄も読みましたが、
大体一般の人の意見は
「お年寄りは判断能力がない」
「信じてしまう人がいるなんて信じられない」
と、書き込まれてありました。
しかし、実際は、若い世代の人でも、引っかかっている人はいます。
後々になって、ニュースに出てきたレアケースですが、
実は、このようなことって、世の中には結構多いのではないかな?と思います。
自分が怪しい、おかしいと思ったことには踏み込まないようにしましょう。
不治の病やがんを患った人は、
それは、前世がダメだった。先祖がなんちゃらとか
ただでさえ不安になっている所、そのような信ぴょう性に欠ける事
を信じてしまうことも多いです。
泣きっ面に蜂 にならないように気を付けましょう。
また、勧誘してくる人は熱烈な信者なので、人格を否定しないように気を付けて
うまく、かわすようにしましょう。
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