新生活が始まっていかがお過ごしでしょうか。
新たな環境に、ウキウキする反面、学校で友達が出来なかったり、上司や同僚とウマが合わない、言うことを聞いてくれなかったりと、煮え切らない、嫌な思いを抱いてしまっている方も多いと思います。
5月病という言葉もあるくらいですので、無理のないように自分のペースを守って人と関われるといいですよね。
この記事のテーマは、人間関係のストレスで疲れてしまった方への解消法、どうすればいいのかのメッセージになります。
人間関係のストレスを感じやすい人へ効果を感じる7つの方法・考え方
人間関係のストレスとは
人の間と書いて人間です。人が集まると楽しいこともある反面、嫌なこともありますね。特に関係性を選べないような【職場】【家族(親兄弟子供)】【学校のクラス】【ママ友】などの間で、人間関係のストレスは生じるように思います。
最近では、【毒親】という言葉もかなり浸透してきていると思いますが、毒親は、子供に自分の価値観や意見を押し付ける傾向が強い親が、そう呼ばれてしまうことが多いのではないでしょうか。
基本的な概念として、意見や感覚が一致しているのならストレスは生じませんからね。
また、思い通りにならないことから、ストレスが生じます。
ストレス解消の方法
ストレスの解消1、家族やパートナー・ペットと触れ合う
オキシトシン効果というものをご存知でしょうか?
オキシトシンとは?
【幸せホルモン】【愛情ホルモン】と呼ばれています。ストレスを緩和し幸せな気分をもたらすものです。信頼している人とのスキンシップやペットをなでることなどで分泌します。また、直接の触れ合いがなくても、会話、居酒屋、家族団らんなどでも出ることが分かっています。
オキシトシンを出すには?
- 家族や親しい人、ペットとスキンシップ、会話
- 猫カフェに行ってみる
- 抱き枕でもいいようです。(類似するものにぬいぐるみ療法と言うものもある)
- 親しい友人家族と話す
ストレス解消2、体と心をほぐす
マッサージを受けたり、アロマテラピィーをしてリラックスをしてみる。
マッサージに関しても、先で述べたオキシトシン効果の一部でもあります。
うつ病の人や心に悩みを抱えがちな人は、、体がこわばっている、こっている人が多いと言われています。
温泉や、お風呂に浸かって、血の巡りをよくするのもリラックスできます。
ストレス解消3、何にも考えない(瞑想)
世話しなくあれもこれもと考えると疲れてしまいます。
瞑想まではいかなくても、一人になって、何も考えない、ぼーっとする時間も大切です
ストレス解消4、好きなことに没頭する
ゲームが好きな人はゲームをして没頭したりしてみましょう。考えすぎて堂々巡りはいけません。息抜きに、違うことをして楽しみましょう。カラオケに行って、声を出して発散する。のんびりするのが好きな人はお気に入りのカフェに行ってみたり、気分転換しましょう。
ストレス解消5、友達やカウンセラーに相談してみる
誰かに話してみる。
カウンセリングを受けて見たり、親しい友人に話してみる。
時には、匿名のSNSを利用するのもいいかもしれません。
ストレス解消6、自然と触れ合う
リフレッシュする。森林浴やきれいなお花などを観に行く。
自然が与えてくれるやすらぎがあります。
春夏秋冬様々なバリュエーションで自然は私達人間に癒しをもたらしてくれます。ちなみに、春は、新緑が豊かでお花もきれいなシーズンですね。
ストレス解消7、考え方を変える
ストレスでどうにもできなくなったら、考え方を変えることは大切です。
読書をお勧めします。
ジャンルは、how toものに行きがちですが、こういう時こそ、小説や、伝記などがお勧めです。【人間の生きざま】が学べるので、良いヒントを得られるかもしれません。
また、一つの考えに固執してしまっている状態から抜け出すためにも、いろいろな価値観に触れることでもたらされる恩恵もあるでしょう。
人間関係のストレスを軽減するために考え方を変える
具体的に、どういう考え方をすれば楽になれるかを考えてみました。
人は思い通りに動かない
- 皆一緒ではない。
- 自分の中の常識が当てはまらない人もいる。
「なんでこんなことするんだろうな~」と、自分の常識外の行動や考え方の人がいます。こういう人と付き合わなくてはいけないとなると、ストレスが生じますね。
しかし、たとえ、自分の常識とは、かけ離れた常識を持っている人でも、現に生きてきています。
「そんなのは、通用しない」とか、
「おかしい」とか、
「モラルが・・・」とか
ついつい考えてしまいがちですが、その人は、ある意味通用しているのです。通用してきたから、今、自分の目の前にいるのです。
人に好かれようとしない
この人の為にやって上げよう、多少のストレスが掛かっても自分が気付いていることは教えてあげようなど、誰か基準で生きると後々、ストレスが溜まってくることがあります。
人の為にやり過ぎない、犠牲になり過ぎない。
無理をしてしまうと、「こんなにやってあげたのに何なの?」という煮え切れない想いになってしまうこともあります。なので、自分の心を保つためにも、最初から無理はし過ぎないことです。
共感を諦める
共感をしてもらえると、気持ちは落ち着くし、なぐさめられます。
しかし、一時的な面もあるのです。
共感はオキシトシンの分泌の上でも重要ではありますが、ある面から考えると、その場しのぎの一時的なものです。共感は決して、解決してくれません。
共感されると、嬉しくて癒されますが、「共感は解決はしない」という矛盾に気付けると行動が変わってきます。共感が気持ちよくてぬくぬくと共感の中に浸ってしまい自分を甘やかす結果になることさえもあります。
例えば、「テスト勉強していない」ということを、友人が共感してくれたとするでしょう。「みんなやっていないんだ」と、安心して勉強をやらない。これは、共感の甘い誘惑です。のちのち自分が困ることになります。共感が自分のためにならないこともあることに気付いておくことも大事です。
個人的な想いとしては、一時的な共感をしてくれた友達も、生きる道が違って(独身と、既婚者子供持ち)次第に、共感する部分もなくなり離れていきました。
相手の評価を変えようとしない
説明することは大切です。誤解をされていては、円滑な人間関係は築けません。しかし、説明しても相手に全く通じないことがあります。相手の中であなたへのネガティブな想いが固まってしまっている時です。
こういう場合は、第三者から言ってもらったり、専門家から言ってもらわない限り話が平行線の場合があります。
専門家や、第三者に頼っても良いと思いますが、根本は、悪口を言われても、勝手に言わせておく。人の評価を変えようとしないが重要だと思います。
もちろん、誤解を解くことは大切ですが、誤解を解こうと説明しても、全く聞く耳を持ってもらえない時があります。
「自分に対してのネガティブなイメージが付いてしまっている人」を無理に変えようとしてもそれは無理難題です。自分の経験の中でも、労力の消耗になってしまったことがたくさんありました。
また、自分へネガティブな評価を付けられていると感じる相手とは少し距離を置いた方がいいかもしれません。時間が経てばまた元の関係に戻れる可能性もあるかもしれませんし、そうではないかもしれません。
双方冷静な時間を持つことが大切です。
人間関係のストレスでの実体験エピソード
私も、すぐストレスを溜めにしまう方です。ためにためて、体も心も壊してしまいました。
仕事でも、他の部署よりも明らかに激務の部署に異動になった時に、朝は、始発近くに出かけて、日付けが変わるぎりぎりまで働いて、さらに休日出勤もしてという状況に陥った時の事です。
「なんかこの部署おかしいな~」と思っているのに、
頼まれたら、「期待されている」「気持ちにこたえたい」さらに、「好かれたい」「嫌われたくない」という気持ちが強く、安請け合いをしてしまって、仕事がたまる・・・などなどもありました。
人間関係でも、どうも無理をしがちです。ちょっと無理しているなと思っても無理を続けてしまうタイプです。
「私が、仕事を休んだら大変だ。回らない」と当時は思っていましたが、私一人いなくなっても会社の組織は回っています。倒産した何て聞きません。ましてや、CMもやっているような大きい会社でした。
無理をして体を壊しても、誰も救ってくれません。
この事実だけは残っています。
最近の状況としては、共感も一時的な慰めに過ぎず、優しい言葉をかけてくれるような友達もいません。でも、それでいいと思っています。人間なんてそんなものです。
今も、ストレスはためがちですが、【うらまない】【期待しない】がモットーになりつつあります。この記事は自分に向かって書いてる面もあります。
最後に一番伝えたい事
自分のストレスに鈍感になることもある面では大切ですが、ちょっとしたことでも、「あ、これストレスを感じているな」と思った関係では、嫌な思いをすることも多いように思います。
「あ、なんだか違う。ストレス感じている」
と思った時に、とっさに何かしらの対処をするべきです。ストレスの目を早めに摘むことが大切です。何もすぐに関係性を切る必要はありませんし、切れないからこそ悩んでいるのだと思います。
ほどほどの関係性や、それ以上入り込ませる【すき】を与えないことです。
一度関係が出来上がってしまうと、この人になら、これくらいしても大丈夫。と相手が思ってしまい、継続的に無理をしてしまうことにもなりえます。
無理はよくないです。ご自分を大切にしてください。世界に1人しかいないあなたです。
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