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へしことは?レシピや食べ方と作り方|福井県のお土産に◎修学旅行生も虜になるおいしさ

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へしこってご存知ですか?

福井県地方で親しまれている魚の漬物発酵食品です。濃厚なうまみを持ちます。

 

福井県が世界に誇る珍味です。日本海が生んだアンチョビとも言われることも!

 

以前に、ラジオを聞いていた時に、修学旅行で福井県に訪れた学生の投稿が読まれました。

内容は、

地で食べた、へしこを気に入って、お土産で買って帰った。
そこから、へしこにはまっています。

と言うものでした。

それを聞いた私は、

そんな若い学生さんでも、あの美味しさが分かるのね~

と思った記憶があります。

こちらの記事は、へしことは何?レシピ食べ方作り方です。

へしことは?福井県のお土産にも◎レシピや食べ方と作り方

へしことは

いわしのへしことさばのへしこ

我が家で購入したいわしのへしことさばのへしこ

へしことは、簡単に言うと、福井県の郷土料理【魚のぬか漬け】です。
主に作られる魚は、【さば】【いわし】【ふぐ】などで作られます。

 

【ぬか】が乳酸発酵を助けます。

へしこの作り方手順

魚のワタを抜いた後、塩漬けします。塩漬けした【魚】の塩を落として、米ぬか、塩、赤唐辛子などを樽に詰めて、数か月から、1~2年かけて漬け込み、熟成させます。

 

ポイントなのが、途中で、塩漬けで出た魚醤を足し入れます。

 

パスタやピザに欠かせない、アンチョビも魚(カタクチイワシなど)を塩漬けにしますよね。旨みが凝縮されます。

へしこの栄養素

一般的に多く食されている、【さばのへしこ】を例にあげます。

ペプチドが増える

通常の青魚にも含まれているペプチドです。ペプチドは、血圧の上昇を抑えたり血液サラサラ効果など健康効果が高い成分です。へしこにすることで、ペプチドが増えるという事が分かっています。

 

アミノ酸も増加

筋肉疲労の回復と予防をするアミノ酸もへしこにすることで増加します。

 

DHA,EPA損なわれない

青魚に多く含まれている必須脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)がへしこにも含まれています。へしこの特徴の【ぬか】が抗酸化力となり酸化をふせいで長期間保存できます。

 

ビタミンEやビタミンB群も豊富

ビタミンEやビタミンB群各種ミネラルも豊富です。

 

しかし、美味しく健康効果が高いとは言え、漬け物なので、塩分の取りすぎ、食べ過ぎに注意してください!

へしこに付いたぬかは洗うのかどうか

お刺身用として、処理されている【へしこ】以外は通常は、ぬか付きのまま袋詰めされて製品になっている場合が多いです。

 

その際に、ぬかって洗った方が良いの?

 

とお悩みになる方もいるのではないでしょうか。

ちょうど、今回購入した【へしこ】にも書いてありましたよ。

へしこの説明

そうです。ぬかは洗わないでください。(気になる方は洗ってもいいとは思います)

実際のぬかの付いているへしこ

裏も表も【ぬか】がびっしりついています。削ぎ落したのが写真右側です。

お刺身用で販売されていなくても、生で刺身でも食べることはできます。

へしこのお勧めの食べ方とレシピとコツ

へしこのお勧めの食べ方

ぬかを落として、そのままいただけますし、焼いて食べても美味しいです。

 

へしこは、前述した通り、【魚のぬか漬け】なので、塩っ辛いです。尚且つ、旨みが凝縮されています。なので、ご飯等の炭水化物と合います!また、そのままお酒の肴として味わっても◎です。

 

そのままでも、焼いてもOKアレンジ次第でいかようにも楽しめます。

へしこを生でお刺身で食べる

それでは、お勧めの食べ方とレシピ色々ご紹介していきます。私が、実際に調理して食べたものです。

こちらは1年熟成のお刺身用のへしこです。

お刺身用のへしこ

お刺身用として売られているへしこです。ぬかも処理してあります

大事な所は、黄色で囲ってみましたが、お刺身用として販売されている【へしこ】です。ぬかが処理してあって食べるだけになっています。

へしこを生で食べるなら大根のスライスと

お刺身ようへしこと大根

生で食べるなら、塩分や旨みが強いので、大根のスライスと共に食べるのがお勧めです。

私の知り合いの福井県在住の方に、一押しされた食べ方です。

さらに、わさびを付けたり、レモンや酢を絞って食べてもお好みに合わせて食べてもいいですね。

焼いて食べるへしこ

へしこを焼いて食べる時のコツはフレークにする

へしこを焼いて食べる時のコツを披露したいと思います。

それは、ずばりフレークにする。

へしこフレークにすると、色々な料理にアレンジ自在です。

へしこフレークの作り方

へしこフレークの作り方

 

  1. 良く焼いた【さばのへしこ】
  2. 皮は簡単に剥がせます
  3. 皮を剥ぎきった所
  4. フレークと骨と皮に分けた所

簡単に【へしこフレーク】の出来上がりです。

これをご飯や、パスタやピザにアンチョビみたく活用するといいですよ。

へしこパスタの作り方

今回の材料

  • へしこ(フレークにしたもの)
  • にんにく
  • 唐辛子
  • エノキ
  • 菜の花
  • パスタ
  • オリーブオイル
  • 塩・胡椒

へしこパスタ作り方手順

画像で説明します。

へしこパスタの作り方の手順です

  1. 材料を用意する(パスタは水に漬けて時短中)
  2. にんにくと赤唐辛子とオリーブオイルで炒める
  3. エノキとへしこを混ぜる
  4. 菜の花を投入
  5. パスタと和えて塩・胡椒で味を調える

完成したへしこパスタ

完成したへしこパスタです。

へしこの味がパンチで利いていて大変美味しく頂きました。

へしこのお茶漬け

へしこ茶漬け

材料

  • ご飯
  • お茶(だし汁でも可)
  • 山椒

さらさらとご飯がすすみます。

へしこご飯

へしこご飯

普通にお茶漬けにしないで、へしこフレークふりかけで食べても美味しいです。

意外とこの食べ方がシンプルで、王道で一番おいしかったりもしますよ。

他に、へしこで注意すること

へしこの選び方

今回ご紹介したのは、さばのへしこ、いわしのへしこ、お刺身用のへしこでした。

このように、しっとりタイプや乾燥タイプなど様々な種類があります。

食べ比べてみるのもお勧めします。

へしこの保存法

へしこの製作段階でも、分かるように、へしこは、ぬかに漬けられた状態でこそ鮮度が保たれているものです。

賞味期限も記載してありますが、開封後はなるべく速やかに食べきった方が良いでしょう。

まとめ

美味しく、魚をぬかで漬けた発酵食品のへしこ。

サバや魚のうまみがぎゅっと凝縮して、へしこフレークにしてしまえば、調味料の代わりとしても使うことができます。

生でも焼いても食べることができるへしこ!

通常のサバよりも、へしこは、ぬかで漬ける事で栄養価も上がります。

しかし、美味しすぎてついつい食べ過ぎてしまうと塩分の取り過ぎになってしまうので注意しましょう。

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