ドラマ・この世界の片隅に3話・ネタバレ・感想・考察～すずと周作、それぞれの恋敵との再会

日曜劇場「この世界の片隅に」(3)【忍び寄る戦争ー夫の過去と切ない三角関係】

ドラマ・この世界の片隅に3話・ネタバレ・感想・考察になります。

原作はこちら↓

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こうの 史代 双葉社 2009-04-28

ドラマ・この世界の片隅に・３話あらすじ

嫁いで3か月が過ぎ、すず(松本穂香)は周作(松坂桃李)にどんどん恋をしてしまっている自分に気づく。そんな折、小姑の径子(尾野真千子)から、周作の過去の女性に関してほのめかされ、すずの心は揺れる。 そしてある日、誤って今や貴重品である砂糖を水甕の中へ落としてしまったすず。姑のサン(伊藤蘭)からもらったへそくりを持ってヤミ市へ出掛けた帰り道、道に迷ったすずは、遊郭の遊女・リン(二階堂ふみ)と出会うー

Ｙａｈｏｏ!ＴＶ引用

ドラマ・この世界の片隅に・３話・ネタバレ・感想・考察

第３話の流れ

リンとすず出会う・対になる裏表の２人

すずは、闇市で、砂糖を購入した帰り、遊郭に入り込んでしまい道に迷う。自分が住んでいる「ナガノキ」へ帰れなくなる。

そこで、遊女のリンと出会います。どうやら、リンと周作は、結婚まで考えた相手のようで・・・

「ナガノキ」を知っているのに、行ったことがない、リンと、「ナガノキ」から来たのに帰り方が分からない、すず。

これ、ナガノキの部分を「周作」に置き換えると、２人の状況がより明確化しますね。

周作の事をよく知っているのに、周作と結ばれることがなかった、リンと。周作と結婚したものの、まだ、周作のことをあまり知らない、すず。

子供の時に、すずが、リンに譲ったものは、「スイカ」でした。

これも、周作に置き換えることが出来ますね。

大人になり、図らずも、リンがすずに譲る形になったのが「周作」です。

砂糖・アイスクリーム・甘いものは恋の味？

砂糖を闇市で購入しないといけなくなった理由は、すずは、うっかり手が滑り、砂糖を水桶にぶちまけてしまう。

見かねた義母がへそくりをくれ、闇市で購入する。

すずは、アイスクリームの存在をリンから知る。

義姉の、径子にアイスクリームを教えてもらう、その後、砂糖が入った桶の水を知らずに飲んだ、径子は、「アイスクリームの話をしたらただの水も甘く感じる。」とびっくりする。

径子だけ知らないから、皆の笑いを誘う。

すずは、周作に呼び出されて、茶色い封筒忘れる。届ける。

しかし、それは、すずが気遅れることなく、逢引に誘い出す口実だった。

周作ってなかなかやり手の男ですよね。

すず、しみじみニヤニヤして、嬉しさをこらえきれない。

周作は、学生時代の同級生に頼んで、砂糖が貴重なご時世に「アイスクリーム」を特別に出してもらって、すずと、周作分け合って食べる。

周作にすずは、呉に来てどうだ？と聞かれる。

すずは、夢のようで。覚めたくない・・・と言う。

戦時下で、夢のようなデートをしたすずと周作でした。

喧嘩の仲裁に水原も登場

一方、すずが、周作の所にお嫁に来る前に、恋していた、水原が、すずと同じ呉にいる。

周作と水原も、すずとリンが偶然出会ったように遭遇する。

周作と、水兵さんが口論となり暴力沙汰を起こしてしまっている中、水原は、喧嘩の仲裁に入ったのだ。

水原たちは、「命を落としかねない任務が決まって気が立っているので勘弁してください」と周作に許しを請う。

理解をし「ご武運を」と敬礼する周作だった。

本来なら、すずを巡って周作と水原が喧嘩になってもおかしくない所ですよね。

キャスト・スタッフ

松本穂香　松坂桃李 村上虹郎　　伊藤沙莉　土村 芳　宮地雅子　竹内都子　篠原篤　稲垣来泉　　二階堂ふみ 榮倉奈々<現代篇>　古舘佑太郎<現代篇> 尾野真千子　　木野 花　塩見三省　田口トモロヲ　　伊藤 蘭

原作
こうの史代『この世界の片隅に』 (双葉社刊「漫画アクション」連載)

脚本
岡田惠和

音楽
久石 譲

スタッフ
演出:土井裕泰　吉田健 プロデュース:佐野亜裕美

公式ページ
この世界の片隅にTBS公式