日曜劇場「この世界の片隅に」(5)【迫り来る空襲!さよなら初恋の人】
ドラマ・この世界の片隅に5話・ネタバレ・感想・考察になります。
原作はこちら↓
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ドラマ・この世界の片隅に・5話あらすじ
昭和19年冬、すず(松本穂香)のもとに、突然幼馴染の水原哲(村上虹郎)が現れる。青葉という重巡洋艦に乗っている哲は、入湯上陸で呉に着き、すずに会いに来たのだった。一晩泊めて欲しいと言う哲に面食らう径子(尾野真千子)とサン(伊藤蘭)だったが、結局哲を一晩泊めることに。幼馴染である哲と仲の良さそうなすずを見て、心中穏やかではない周作(松坂桃李)。ふいに哲と二人きりになってしまった周作は・・・
Yahoo!TV引用
この世界の片隅に視聴率推移
第1話 10.9%
第2話 10.5%
第3話 9.0%
第4話 9.2%
4話は、 関東では、9.2% 広島では、17.8%だったそうです。関心の度合いが違いますね。
ドラマ・この世界の片隅に・5話・ネタバレ・感想・考察
学生時代の想い人水原がやってくる
3、4話は周作とリンの過去が紐解かれていって、やりきれない思いを抱える、すずでした。
5話は、すずの初恋の人、水原の登場です。
昭和19年12月のある日、すず(松本穂香)が水汲みをしていると、軍艦に乗っているはずの水原哲(村上虹郎)が現れた。
水原はすずに会いに来たと言う。すずは水原を北條家に連れて行くが、水原は今晩泊めて欲しいと言い出す。サン(伊藤蘭)と径子(尾野真千子)は突然の客にびっくりするものの、やがて状況を楽しみ始める。
水原は、よっぽど、すずのことが忘れられなかったのですね。
帰宅した周作(松坂桃李)は水原の顔を見て以前会ったことを思い出す。
しかし周作が知らないすずの過去を水原が話すのを聞き不機嫌に。
水原は周作の気持ちも知らずひたすら笑顔ではしゃぎ続ける。二人に挟まれすずは気が気でない…。
偶然が必然になりましたね。それにしても、水原は、あっけらかんとしていました。
次、戦地に行けば、死ぬかもしれないと分かっているからこそ、あっけらかんとして、はしゃいでいたのでしょう。
学生時代の水原と比べても、前は、落ち着いた印象でしたからね。
やがて夕食も終わり、居間には水原と周作の2人だけに。
水原は戦艦での様子や思いを吐露する。
それを聞いた周作は水原に納屋で寝てくれと言い渡し、母屋から追い出してしまう。
そしてすずにも2人で昔話をして来いと水を向ける。
水原に、求められても、旦那がいるからと拒むすず。
こういう日がくるのを待ち望んでいた気もするといいつつも・・・。
そして、すずは、こういうシチュエーションを作り出した、夫周作のことが憎らしく思う。
一方、水原は、普通のことで怒る、すずを微笑ましく思う。
そして、すずに頼む。
ずーっとこの世界で普通でまともでおってくれ。
戦争の悲惨さがよく表現できているシーンですよね。普通でない日常それが戦時下です。
そんな平和な夜を明け、水原は現実に戻ります。
昨晩のあっけらかんとした様子とは打って変わって、まじめな水兵さんに戻っていました。
ご武運をと言って見送られます。
周作の女心分かってないその2
周作は、元思われていた人、水原に、すずを差し向けました。そしてそのデリカシーのなさは幸子にも行います。
餅付きで、近所のみんなが集まった時のことです。
周作のことを恋い慕っていて、すずと結婚したことで、その想いが玉砕した幸子です。
その幸子に、「周作の同僚の成瀬という人を紹介しようか?」と言ったのです。
それを見て、女心が分かっていないと怒りを募らせる、すずでした。
しかし、幸子は、周作に「よろしゅうお願いします」と言って依頼します。
ココがポイント
すずの兄の戦死
すずの兄が戦死してしまいました。
遺骨が届きます。
しかし、その遺骨はとても軽いのです。
なんと、石が入っていただけでした。
そのため、母のキセノは、生きている誤報だと勘違いしてしまいました。
海軍で軍法会議の録事をしている、周作の見解では、
全員玉砕していると分かった場合。
遺骨すらも、持ってこれないこともあるということを説明します。
状況を把握した、キセノは、崩れ落ち、号泣します。
兄の葬式の帰り、電車内で、すずは、たまっていた怒りを周作にぶつけます。
人が見ていても気にならないくらい喧嘩になるって相当、すずさん、たまっていましたね。
駅員さんが、切符を拝見と2人のもとに来る。
呉までに終わるといいがその喧嘩。
と、言うと、ドット、乗客に笑われて、2人は、我に返ります。
電車が揺れて、周作にすずは、もたれ掛かざるを得ない体勢になり、喧嘩がおさまりました。
それを、すずは、兄が仲直りさせてくれたと感じました。
すず以外が風邪で熱を出す
すず以外の家族が熱を出します。
姉の径子が、ザボンが食べたいと言います。
すずは、闇に行きます。そのついでに、リンドウの茶碗をリンに返しに行きます。
リンは、居留守を使い、風邪の遊女が、リンドウの茶碗を受け取ります。
ココがポイント
すずが、周作は自分の旦那だ!自分のものだ!ということの意思表示ですね。
現代の榮倉奈々は?
榮倉奈々は、介護の仕事をしていて、身も心も疲れた時に出会ったのが、北条さんという、おばあちゃんだったようです。
おばあちゃんでも、親友だそうで、年齢を超える友情っていいですね。
世界で一番好きな人だそう。
すずと、晴美の平和な日常の上に、戦闘機がよぎって、空襲がありそうなシーンで終えました。
【第5話予告公開】
皆さま、第4話をご覧いただきありがとうございました。
第5話の予告を公開しました。
ぜひご覧ください。https://t.co/XgmgRtDzje#この世界の片隅に #tbs #松本穂香 #松坂桃李 #村上虹郎— 【公式】日曜劇場『この世界の片隅に』第5話8/12放送 (@konoseka_tbs) 2018年8月5日
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キャスト・スタッフ
松本穂香 松坂桃李 村上虹郎 伊藤沙莉 土村 芳 ドロンズ石本 久保田紗友 稲垣来泉 二階堂ふみ 榮倉奈々<現代篇> 古舘佑太郎<現代篇> 尾野真千子 木野 花 塩見三省 田口トモロヲ 仙道敦子 伊藤 蘭 宮本信子
原作
こうの史代『この世界の片隅に』 (双葉社刊「漫画アクション」連載)
脚本
岡田惠和
音楽
久石 譲
スタッフ
演出:土井裕泰 吉田健 プロデュース:佐野亜裕美
公式ページ
この世界の片隅にTBS公式