みかんの皮は最強！驚くべき５大活用方法と効能！我が家でも簡単にできた陳皮の作り方

みかんの皮はどうされていますか？

 

みかんの皮=捨てる=ゴミ

 

私の中の常識は、みかんの皮はゴミでした。

そういう方多いのではないでしょうか。

 

それは、とても、もったいないです！

 

しかし、みかんの皮の健康効果を知って、陳皮を作りました。

それが、こちらです。

 

 

 

こちら、全部、手作りしたみかんの皮（陳皮）です。

 

コーヒーの空き瓶を再利用していますが、中味が黄色いですよね(笑)

 

 

この記事は、みかんの皮=ゴミを覆す話です。

みかんの皮の５つの活用方法と我が家で実際作った簡単な作り方そして、陳皮の効能についての記事になります。

 

捨ててしまっている方も多いみかんの皮です。５大活用方法として下記の方法をこの記事ではご紹介します。

みかんの皮（陳皮とは？）

まず最初に、みかんの皮を乾燥させたものを陳皮と言います。

 

陳皮と言うと、漢方薬で有名ですね。

そうです。みかんの皮は漢方薬として威力を発揮するほどのパワーがあります。。

 

陳皮は、老廃物を排出し、血の巡りなどにも用いられる漢方薬です。咳止めや、痰を取り、喉の痛みのような症状の風邪薬としても中国では昔から使われていたと言われています。

 

ちなみに、陳皮は、七味唐辛子の中にも入っています。

 

みかんの活用方法１・陳皮茶にして飲む

 

 

乾燥させたみかんの皮のミキサーにかけると陳皮になります。陳皮をお茶の袋に入れます。

 

普通に急須に入れても良いと思いますが、このお茶の袋に入れると、その後、お風呂で入浴剤として再利用できますよ。

 

 

普通の紅茶や、緑茶のように蒸らすこと数分、お湯が、鮮やかな黄色に変化しましたよ。

 

そのままいただいても、爽やかな、フルーティーな味を楽しめます。母親は、陳皮茶にはちみつを入れて楽しんでいました。

みかんの皮活用方法２・陳皮にして食べる

もちろん、そのままでも食べることが出来ますが、サラダに振り掛けたり、ヨーグルトに入れて食べると良いと思います。

 

ヨーグルトに入れてみました

 

ヨーグルトに、陳皮（みかんの皮）とはちみつを入れて混ぜ合わせます。

 

なんと！果肉は入れていない、皮だけしか入っていないのにオレンジ味がしました。

 

先日食べた、期間限定のパルテノオレンジソース味とほぼ一緒の味がしました。

 

 

内容量：　80g
カロリー： 83kcal
原材料： 乳製品、オレンジ果汁・果肉、砂糖、増粘多糖類、香料、酸味料、甘味料（スクラロース）

 

飲むヨーグルトにも陳皮

花粉症対策に飲むヨーグルトを飲んでいますが、自家製陳皮と取るとオレンジ味にやはりなります。

 

ただ陳皮とはちみつを混ぜるだけでもオレンジソースの味がします。陳皮を和えるだけだとつぶつぶの食感が少し気になりなります。そういう場合は、煮込んで砂糖やはちみつとまぶしてジャムにするのも良いですね

 

みかんの皮の活用方法３・入浴剤としてお風呂に

 

私は、１で、飲んだ陳皮茶の飲んだ出がらしをそのまま、お風呂に入れました。

 

普通なら捨てるみかんの皮を陳皮茶でいただいて、その後も捨てず【さらに】

活用するという、言うなれば、捨てるものを再利用して、さらに再々利用までする活用方法です。

 

【出がらしだからな】と、揉んだからでしょう。みかんの皮に含まれるリモネンで、皮膚がひりひりしてきました。柚子湯でも起こりがちですよね。すぐに取り出しました。

 

逆に言うと、出がらしでさえも、十分の温浴効果がありました。

体がポカポカしました。

 

入浴剤として活用する際は、

陳皮にしなくても柚子湯と一緒でそのまま湯舟に入れてもOKです。

 

みかんの皮の活用方法４・掃除・消臭剤効果

このYouTubeの動画を見てすごいなと思いました。

 

油性も落ちてしまう、強力なパワー

【何とみかんの皮で擦ると、油性ペンで書いた落書き】が落ちてしまうのです。

それだけ、みかんの皮には洗浄効果があります。

 

なので、油で汚れた、ガス台や、電子レンジの中などを、みかんの皮で擦ってみてください。

汚れが落ちますよ。油汚れに効果てきめんです。

 

さらに、みかんの皮を水と共にレンジでチンすると、油汚れに最適なみかんの皮水が出来上がります。

 

皮を煮て、みかんの皮水を作る方法もあります。陳皮茶もしっかり黄色いエキスが出ていましたのでそれを掃除に使っても良いですね。

 

 

スプレーに入れたら、生ごみにｼｭｼｭとかけたり、消臭剤としても使えますね。

 

自然派お風呂洗剤にも柑橘類

 

我が家では風呂掃除に、自然派のパックスナチュロンの風呂掃除洗剤を愛用していますが、こちらも柑橘系の成分が含まれています。

これは理にかなっていたのですね。

天然なものは天然なもので

冷えとり健康法の第一人者の、進藤先生が推奨されている液体洗剤です。

シルク、ウールの洗濯や、拭き掃除、抗菌、防臭スプレー、ペットのシャンプーなどにも使用できます。

（人工物は一切含んでいません。界面活性剤・保存料・環境ホルモンなどは含んでいません）

 

みかんの皮の活用方法５・肥料にもなる

肥料にも使えます。

そのままだと、水分と油分が多いので、乾燥させないで堆肥化しようとすると、水と油が腐り、カビが発生してしまうこともあるそうです。

 

肥料として使用する際も乾燥させてからにしましょう。

 

漢方薬にもなっている陳皮ですから、堆肥化すると美味しい作物が採れる品質の良い土壌を作ることができます。

 

土づくりにもばっちりですね。

 

先日、親戚のおばさんが、

 

みかんの皮を干したものは、ネギの肥料にすごく良い。美味しいネギが出来る

 

と言っていました。

やはり、みかんの皮を賢く利用している人はいるんだなと思いましたよ。

我が家でも早速、肥料用に、みかんの皮を干して陳皮を作成して畑にまきました。

簡単みかんの皮（陳皮）の作り方

 

陳皮の作り方です。みかんの皮を干して乾燥させ、１年経ったものが陳皮という生薬になります。陳皮の陳は古いという意味です。陳皮は古いものほど良いと言われる生薬です。ですので、家庭で食べた後の、みかんの皮も干せば陳皮となります。

 

みかんの皮を洗う・農薬ってどうなの？

みかんの皮に付着している残留農薬が気にされる方もいるかと思います。

親戚に農家の方が、いますが・・・

 

「少し消毒しただけでも、学校給食用に出荷できなくなってしまった」

 

と話していたことがありました。

 

国産レモンにも言えますが、日本の基準は、ある程度高いので、そこまで気にしなくてもよいと思いますが、気になる方への対策を紹介します。

（外国産のオレンジなどは、飲食での使用は避けた方が良いと思います）

 

よく洗う

まず、ヘタの部分がくぼんでいるので、汚れが付着しやすいです。

そちらをよく洗う。（その部分だけ取り除いても良いかもしれません）漬け置き洗いをしてもいいでしょう。

 

それでも、気になるという方は無農薬みかんで陳皮作りをするか、こちらの安心やさいのような、野菜果物の洗浄剤を使用するといいでしょう。

【安心やさい】のキャッチコピーが・・・

 

もっと美味しく。もっときれいに。
「水では落ちない汚れ」をはがします。

 

と言うだけあって優れものです。ノンケミカルな商品です。

 

ホッキ貝殻が主成分です。

【安心やさい】(野菜洗浄剤)は、使ったことありますが、こちらの液体に漬けると、みるみる汚れが落ちるのが目で確認できますよ。

みかんの皮を干す

我が家では、２週間くらい干しました。

 

本当は、カラカラになるまで干したほうがベストですが、（陳皮として生薬になるものは、１年ですので）早く使用したいからです。

 

 

実際の画像はこちらです。

木に吊るして干しています。

 

夜になったら取り込む、朝になったら木に吊るす作業を２週間ほどしましたよ。

 

ミキサーにかける

十分に干して（２週間くらい経過した）乾燥させた物をミキサーで粉砕する

 

粉々になりました。

２週間しか干していないので、カラカラにはなっていませんので、保管は冷蔵庫でしています。

みかんの皮（陳皮）の効能・栄養・成分

みかんの果皮にはリモネン、リナロール、テルピネオールを主成分とする精油約0.2％や、配糖体のヘスペリジン、フラボノイドのノビレチン、その他にも、ビタミンC、β-クリプトキサンチン、ビタミンPなどが含まれています。

 

リモネンの驚くべきパワーは別記事にて詳しく書いています。

ヘスペリジンの効能

みかんの皮の白いスジに多く含まれています。ヘスペリジンの含有量は袋で実の５０倍、スジは実の１００倍と言われています。

ヘスペリジンの効能

ノビレチンの効能

みかんの皮等に多く含まれるフラボンを骨格に持つフラボノイドの一種です。

ノビレチンの効能

 

ビタミンPの効能

ビタミンＰはポリフェノールの一種です。

血圧を下げ高血圧の予防や脳出血などの病気の予防、そして血中コレステロール値を改善するとして注目を集めています。

ビタミンPの効能

β-クリプトキサンチンの効能

今、ミカンに多く含まれるβ-クリプトキサンチンの効果が注目されています。β-クリプトキサンチンは、ニンジンに多いβ-カロテン、トマトに多いリコペン、人の血液中に存在する主要カロチノイドの一つです。

 

 抗酸化力が強く美容やがん予防に効果的な成分として知られています。

β-クリプトキサンチンはみかんの実にも含まれていますが、皮にも豊富に含まれています。

 

β-cryの高摂取、高血中濃度が疾病の発症リスクを低下するという知見が諸外国での疫学研究から明らかになっている。喫煙が誘発する肺がん、子宮がん、膀胱がん、食道がんの発がんリスクが低下するほか、糖尿病やリウマチの発症リスクも低下する。諸外国よりも明らかにβ-cry摂取量の多い人、血中濃度の高い人の多いわが国でも、疫学研究が進み、高摂取、高血中濃度が飲酒・高血糖による肝臓障害の発症、インスリン抵抗性の発生、動脈硬化の発生リスクをいずれも低下させることが明らかになっている。

引用農業技術辞典・β-クリプトキサンチン

 

まとめると下記のリスクを低下させます。

 

下記の発がんリスクが低下！

 

下記の発症リスクも低下！

 

β-クリプトキサンチンは骨粗しょう症の予防に

β-クリプトキサンチンの血中濃度が高い閉経女性は骨粗しょう症になりにくいことが明らかになっています。

 

ネズミを使った実験では、骨量が増えたとの報告もあります。骨形成を促す成分としては、これまで最も多いとされてきたビタミンK2よりはるかに強力だということです。

 

 

まとめ

みかんの皮（陳皮含む）の活用方法は、下記の４つになります。

栄養も豊富で、利用価値は大変高いです。

 

漢方の本場、中国では、皮の付いていないみかんが、皮の付いているみかんよりも安く売られることもあるくらいです。

日本では捨てられていることが多いみかんが、所変わればですね。

 

普段捨てているみかんの皮を、上手に、生活に取り入れて使用していただきたいです。

 

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